サイトへ戻る
サイトへ戻る

認知症未来共創ハブ

「認知症とともによりよく生きるいまと未来」を創る活動体

 

(慶應大学/日本医療政策機構/認知症フレンドシップクラブ/issue+design、東京都千代田区)

· 地域性:その他,運営(起点):その他,取り組み:啓発・その他,資金:寄付・助成金・その他,日本 JAPAN

〈コンセプト・特色〉

認知症当事者の思い・体験と知恵を中心に、認知症のある方、家族や支援者、地域住民、医療介護福祉関係者、企業、自治体、関係省庁及び関係機関、研究者らが協働し、「認知症とともによりよく生きるいまと未来」を創る活動体

〈概要〉

【事業概要】

1. 当事者参加型パネル

1-1. 認知症のある方等の語りのプラットフォームの構築

1-2. コーディネート人材の養成、マッチング

2. 学術研究・評価

2-1. 認知症のある方の体験・知恵の構造化と学術的知見との融合

2-2. 認知症のある方の社会参加・就労の推進基盤の整備

2-3. 共創による施策・事業・サービス・商品開発の知見収集と効果検証

3. 実証・実装

3-1. 認知症フレンドリーな商品・サービス開発のガイドラインを整備

3-2. 認知症のある方と共に商品・サービス開発に取り組む事業の推進

3-3. 認知症フレンドリーな事業に対する社会的投資の推進

4. 政策提言・発信

4-1. 共創に関わる政策提言・発信

4-2. エビデンスや学術的な調査研究に基づく政策提言・発信

【具体的な取り組み(例)】

・認知症のある方の発症から現在までのあゆみ、喜びや実現したいこと、日常生活の困りごとや苦労(生活課題)と背景にある心身機能のトラブル、これとつきあう暮らしの知恵を、約100人のご本人の「語り」に基づいてまとめた「認知症当事者ナレッジライブラリー」

・認知症のある方が経験する出来事を「認知症世界」の旅のスケッチと旅行記の形式で、誰もがわかりやすく身近に感じ、少し楽しんでいただける形式で紹介する「認知症世界の歩き方」

・認知症のある方、 家族や支援者、地域住民、医療介護福祉関係者、企業、関係機関、研究者などが協働して、認知症とともによりよく生きるための施策・地域づくりをしていく核となる「認知症まちづくりファシリテーター」の養成

・当事者の思いや体験と知恵を中心に、認知症フレンドリーなまちづくりに取り組む自治体への伴走

・認知症のある方の社会参加・就労にかかわる取り組みの推進

・認知症のある方、パートナー、医療介護福祉関係者、自治体、企業、デザイナー、学生、研究者等が送りたい暮らしの実現に向けて対話するワークショップの企画

・認知症のある方やご家族を対象としたサービス・商品の開発を行う企業や事業者との協働

・上記に関連する調査研究

・研究者やデザイナーがそれぞれの視点で、認知症とともによりよく生きるために提供するさまざまなテーマのウェブ連載

broken image

〈運営主体〉

【運営委員】

筧裕介/栗田駿一郎/小菅隆太/猿渡進平/徳田雄人/乗竹亮治/堀田聰子(代表)

【運営団体】

■慶應義塾大学 ウェルビーイングリサーチセンター

https://www.tonomachi-wb.jp/

■日本医療政策機構

https://hgpi.org/

「市民主体の医療政策の実現」を目指す、非営利・独立・超党派の医療政策シンクタンク(特定非営利活動法人)。日本を代表する医療政策シンクタンクとして、調査研究、政策提言、会議開催などを通じ、グローバルな活動を展開。

■認知症フレンドシップクラブ

http://dfc.or.jp/

認知症フレンドリーコミュニティを目指す地域のネットワーク団体(特定非営利活動法人)。全国に支部があり、自治体や企業、住民組織などと協働して、認知症になってもそれまでと変わらない暮らしができるまちをつくる活動を推進。

■issue+design

https://issueplusdesign.jp/

「社会の課題に、市民の創造力を。」を合言葉に、医療、福祉、子育て、教育、災害、まちづくり、人口減少など、地域や日本社会が抱える様々な課題解決に挑むデザインチーム(特定非営利活動法人)。当事者との「共創」によるプロジェクトを多数実践。

【評議員】

粟田 主一(東京都健康長寿医療センター研究所研究部長)

黒川 清(日本医療政策機構 代表理事)

鈴木 森夫(公益社団法人認知症の人と家族の会代表理事)

丹野 智文(おれんじドア実行委員会 代表)

新田 國夫(日本在宅ケアアライアンス 議長)

【アドバイザー】

JeremyHughes(Vice ChairWorld Dementia Council / Chief Executive of the Alzheimer’s Society in the UK /Chair of the UK Dementia Action Alliance)

broken image

〈取り組みをスタートした時期〉

2018年10月1日

〈取り組みのきっかけ〉

世界で認知症のある方の数は約3,560万人、2050年までに1億人を超え、日本でも65歳以上で認知症のある方は、2012年時点で約462万人、2050年には1,000万人を超えると推計されています。

認知症になっても、できるだけ自分のことは自分で、家族のなかで、仲間とともに地域で、職場で役割をもって、笑顔で過ごす方々が少しずつ増え、日本各地で、世界中で、その方々の姿や声が、社会の灯りとなる力を放っています。

しかし、自分や身の回りの人が認知症になったことで、日常生活や仕事で壁にぶつかり、うずくまっている人たちもたくさんおられます。

ほんとうに、本人やご家族の体験は変わったのか、皆が認知機能の低下を経験していくなか、「安心して認知症になれる」社会は実現したのか。一人ひとりの当たり前と幸せのための環境調整はできているのか。

認知症になっても今までの喜び、あるいは新たな喜びをどうしたら実現できるのか。それを阻害している困りごとはどういうことなのか。背景にある個人要因・環境要因はなにか。それを認知症のある方とともに構造化していくことで、ひとつひとつの希望をカタチに、そして社会がアップデートされ、その成果や対価を本人や当事者団体等、さらに私たちの未来に還元できればと考え、当事者の思い・体験と知恵を中心に、「認知症とともによりよく生きるいまと未来」をともに創る活動体を立ち上げました。

認知症とともに生きる方々が安心して過ごせる地域が増えるために。

その暮らしを支え、豊かなものにする事業・サービスがどんどん生まれるために。

社員・職員やその家族が認知症になっても働き続けられる職場が当たり前になるために。

あなたやあなたの大切な人が認知症になっても笑顔で暮らせるために。

そして、あなたの思い・体験と知恵を、いまと未来に向けて活かすために。

〈運営コスト〉

認知症未来共創ハブの目的に合致する調査研究及び実証事業等にかかわる研究費や事業費を獲得するとともに、認知症未来共創ハブの活動に共感し、共に活動あるいはその支援をしてくださるパートナーを当事者/市民/法人/自治体の4区分で随時募集しています。

〈運営資金の確保〉

寄付、その他の公的補助、自治体予算

■事業名:認知症未来共創ハブ

■事業者名:慶應大学/日本医療政策機構/認知症フレンドシップクラブ/issue+design

■取材協力者名:青木 佑、佐藤 理恵、堀田 聰子

■事業所住所:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-21-3 神田モーリビル3F

■サイト:https://designing-for-dementia.jp/

broken image

前へ
街の商業施設でフレイル予防を実現する「ショッピングリハビリ®」事業
次へ
アンダンチ
 サイトへ戻る
strikingly iconStrikinglyを搭載
クッキーの使用
ブラウジングエクスペリエンス、セキュリティ、データ収集を向上させるためにクッキーを使用します。 同意すると、広告と分析のための クッキーの使用に同意したことになります。 クッキーの設定はいつでも変更できます。 詳しく見る
同意する
設定
すべて拒否する
クッキー設定
必要なクッキー
こちらのクッキーは、セキュリティ、ネットワーク管理、アクセシビリティなどのコア機能を有効にします。こちらのクッキーをオフにすることはできません。
アナリティクスクッキー
こちらのクッキーは、訪問者がサイトをどのように操作しているかをよりよく理解し、エラーを発見するのに役立ちます。
設定クッキー
こちらのクッキーにより、サイトは、拡張機能とパーソナライズを提供するために行った選択を記憶することができます。
保存